活性酸素
今から十数年前に胃十二指腸潰瘍がストレスによる虚血再還流が活性酸素を発生することにより発生するという報告があった頃から、「活性酸素」が注目されるようになりました。
虚血再還流とは血流が少なくなってから再度血液が入ってくるというくらいの意味で捉えてください。
酸素が物を酸化させて、錆びさせるように、ヒトにとってある程度の活性酸素は外敵防衛のために必要ですが、大量の活性酸素は、細胞レベルで核を酸化させ、遺伝子レベルでの損傷を与え、細胞を傷つけ、細胞が構成する臓器の働きを障害し、病気の原因となることが分かってきました。
そして、現代社会の状況・環境はまさしく我々の体内に活性酸素を大量発生させる場となってしまっています。活性酸素が大量に発生する事柄として以下の事象が挙げられます。
・電磁波 電化製品の大量使用、携帯電話、コンピューター
・大気汚染 流通網の拡大、自動車を始め工業化の加速
・化学処理された水道水 塩素の害(皮膚吸収?)
・化学物質:薬剤・食品添加物 食材に必ず含まれている食品添加物
・ストレス 不況下の社会情勢
・過食
・喫煙
この様な環境下では、昔に比べて細胞が傷つけられ、我々の健康度は低レベル担っています。
この活性酸素を消去できるのは我々が食事で摂取する抗酸化ビタミン群と抗酸化ミネラル群、体内で作られるSOD酵素などです。
ビタミンA,D、E、K
ビタミンC、E CoQ10、
意識して抗酸化物質を取りましょう。