油とダイエット 〜まとめ〜
ダイエットには油は実はとり方によっては優れた栄養素です。
飽和脂肪酸(肉、乳製品に豊富)→体内でも生成されるため過度な摂取は避ける
オメガ3(魚、アマニ、えごまに豊富)→積極的に摂る
オメガ9(オリーブオイルに豊富)→積極的に摂る
オメガ6(サラダ油に豊富)→とりすぎない
トランス脂肪酸(菓子パン、菓子、揚げ物などに含まれる)→摂取を控える
からだをつくる栄養素の一つとして脂質はとても大切です。
役割としては
1.肌を若々しくする
2.脂溶性の栄養の吸収を助ける
3.エネルギーを効率よく蓄える
4.脳細胞の材料になる(認知症予防にもなる)
5.細胞膜の材料になる
6.ホルモン様作用を持つ
脂肪の摂取が減ると肌がかさかさになったり、炎症が起きたり、ホルモンバランスが崩れたりと身体に悪い影響があります。
ダイエットをする際に、カロリー制限ばかりを考えるとカロリーの高い油は控えがちですが、いい油まで制限してしまうのは身体によくありません。
糖質やタンパク質メインの食事をすると体内のインスリン濃度が上がり、身体に脂肪をためやすくすることは前述の通りです。
大切なのは良質な油をとることです。
以下はオメガ3、9を多く含むいい油といわれるものです。
加熱不可
えごま油、アマニ油、しそ油
加熱可
オリーブオイル、米油、ごま油、ココナッツオイル
青背の魚
ただし、これらの油でも抽出の方法や保管方法によっては酸化してしまったりトランス脂肪酸を含だり、有害物質を含む油になってしまったりします。
なので、良質の原料から低温圧搾された油を遮光瓶で、直射日光をさけ保管し、短期間で使い切るのがいいでしょう。