腸と酵素④ 〜酵素について〜
酵素とは人間の生命活動を成り立たせるための働きをする種々のタンパク質です。
ビタミンやミネラルも身体にとても大切でいろいろな働きをしますが、これらは補酵素とも呼ばれ酵素を助ける役割も持つからです。
酵素は潜在酵素と外部酵素にわけられ、潜在酵素はさらに代謝酵素と消化酵素に分けられます。
例えば口からはいった食べ物はまず唾液内の酵素で分解され、更に胃の酵素で細かく分解されます。
消化酵素が不足したり、食べすぎて消化不良になると宿便がたまり身体に害を及ぼします。この状態のときには代謝酵素も不足していることが多く、生命活動に必要な代謝が十分に行われなくなります。
免疫力の低下や皮膚の再生、毛の育成などが十分に行われなくなったりするわけです。
なので消化酵素の過剰な使用を避けるために食物からも酵素をしっかり取る必要があります。
この酵素は野菜、果物、肉、魚にたっぷりと含まれますが、タンパク質なので、熱に弱く、60度近くになると機能を失ってしまいます。なので、生の野菜や果物をしっかりととっていく必要があります。
酵素を失ったからだはバッテリーをなくした車のようなもの。どんな素晴らしい車体やパーツ、ハイオクを入れようが動きません。
酵素を活性化すること、無駄遣いしないこと、よく作ることを意識してみましょう。