花粉症 〜点眼、点鼻②〜 点眼とコンタクト
薬局にいると点眼もおおくでるのですが、よく聞かれるのはコンタクトしたまま点眼してもいいか、ということです。
まず、点眼が必要な状況で病院にいったのであれば、コンタクトは一旦つけるのをやめましょう笑
まぁそうもいかないとおもいますが、抗菌剤(クラビット(レボフロキサシン))などの目薬が出ている場合は目に菌がいたりして、コンタクトで目を傷つけてしまうと悪化したり治りがおそくなるので、コンタクトをやめましょう。
ステロイドの目薬をさすときも、目を傷つけると感染しやすくなるので、やめたほうが無難だと思います。
ではそうではない目薬をさす際の注意点です。
まずハードコンタクトかソフトコンタクトかでわかれます。
どちらのほうがつけたまま点眼しやすいとおもいます?
答えはハードです。
点眼液には保存料がつかわれているものがおおく、そのなかでも「ベンザルコニウム」という保存料がはいってるものがおおくあります。
このベンザルコニウムがソフトコンタクトに吸着し、目に悪影響を与える可能性があるため、ソフトコンタクトをしたまま点眼はあまりおすすめできないわけです。
ハードコンタクトには吸着しないため、ソフトコンタクトではだめな点眼液でもハードコンタクトには使えたりします。
ちなみにアレジオンという点眼液はベンザルコニウムが入っておらず、ソフトコンタクトの上から点眼可能です。